G線上のアリア ― Voices of Music – J. S. Bach, original instruments

G線上のアリア ― Voices of Music – J. S. Bach, original instruments

「何となく時代を感じる」とは、とてもナイスなヒントでした。

田畑の実りは収穫されて、季節は確実に変化していますね。温かい日が続いて変な気候だと思っていましたが、ようやく寒さを感じる朝になりました。油断して喉風邪ひきました。さて、第152回きらクラDON。「何となく時代を感じる」とは、とてもナイスなヒントでした。G線上のアリアの愛称の方がお馴染みでしょう。ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲「管弦楽組曲 第3番」BWV 1068 からアリア。その冒頭ですね。すぐに分かったのですが、他に似た曲が無いかいろいろ思い出したり、聞いて確認したり。でも、それもバッハで。

知名度でG線上のアリアに決断します。バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、テレマン。それぞれに個性が明確で、曲名はすぐに思い浮かばなくても楽想と作曲家の顔がはっきり結びつく。音楽の父、音楽の母と呼ばれている作曲家たちは、その生き様が音楽の種、そのものというのか。楽器自体も当時と今では演奏法や、演奏スタイルも変わっているのに、「バッハの音楽だ」と強く輝いている。

農法は変わっても、お米や麦は変わらず私達の身体を育ててくれる。数日、バッハを聴いていたら喉風邪も和らぎました。急激な季節の変化に、皆様も体調ご自愛下さいませ。

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